将棋叡王戦第1局

 昨日行われた将棋叡王戦の第1局、山崎八段が逆転勝ちされましたね。序盤からずっとPonanzaの評価値がプラスになっていた郷田九段が、そのまま押し切る形で勝つと思っていましたが・・・。113手目の▲3六金に対して、△同歩からあっという間に逆転されてしまいました。私の頭ではこれがなぜ悪いのか分からないので、激指14で最適手を順に追っていくと、以下の手順で後手の勝ちとなりました(時間を掛けずに進めたので、ちゃんと読ませれば違う手もあったと思います)。

▲3六金 △4七角成 ▲5八銀 △4八角  ▲6九玉 △7四馬
▲2七飛 △6二金  ▲同飛成 △6六桂  ▲7七金 △3六歩
▲4九金 △5八桂成 ▲同 金 △8四角成 ▲8二龍 △8六歩
▲2六桂 △3七歩成 ▲3四桂 △2七と  ▲9七香 △9九飛
▲7九金 △6八歩  ▲同 玉 △5七金  ▲7八玉 △8七歩成
▲同 金 △6七銀  ▲同 金 △同 金  ▲同 玉 △5六馬
▲7七玉 △6七金  ▲8八玉 △7九飛成 ▲同 玉 △7八金

 形勢判断が五分五分であったのならともかく、Ponanzaの評価値では2000~3000とかなり優勢に傾いていただけに、この展開は見ている方からすると驚きしかないです。たった1手のミスで逆転されてしまうなんて、将棋って怖いゲームですね。