サマータイムなんてやめとけよ

東京オリンピックに向けてサマータイム実施が話題になっているようですが、最近、あまりにも酷過ぎる記事がありました。

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コンピュータは時間の経過を意識していないとか言ってますが、経過した時間をもとに色々計算している事って多いですよ。一番わかりやすい例でいうとバイトの給与計算かな。
方法はいろいろあると思うけど、出勤時刻と退勤時刻を打刻して、その時間をもとに給与計算している所が多いと思います。
ある人が、22時から4時間仕事する契約だったとすると、通常は22時出勤・2時退勤でその時間差4時間分の給与が支払われますが、サマータイムの切り替えで深夜に1時間繰り上がると、退勤時刻は3時になってしまいます。そうなると時間差を計算すると5時間になってしまいます。4時間しか仕事していないのに、1時間分余計に給与を支払うことになりますね。働いている方は1時間分儲けたからラッキーですが、逆に元に戻すタイミンクでは、4時間仕事しているのに3時間で計算されてしまいます。そうなると、給与の不払いで訴えられますよ。

給与計算のソフトがサマータイムを考慮しているならばこんな事は起こらないでしょうけれど、あるかないか分からない(むしろ、やらない可能性が高い。というか、誘致が決定した時点で、サマータイムを想定していた人っていますか?)事象のために、テストの工数をかけて製品価格に反映させるなんてこと普通はしません。

上に書いた給与計算は一つの例ですが、いろんなところでコンピュータシステムが連動している現代で、突然1時間時間がずれるとデータを受け取った相手は、異常データと判断して処理されないという障害になることも考えられます(日本はサマータイムがないと思っている海外で、いきなり日本から過去や未来のデータが送られてくることになるわけです)。

酷暑対策でというならば、開始時刻を前倒しにすればよいだけです。それならば、影響を範囲は出場選手やスタッフなど関係者だけに限定されますが、時間を変更すると世界中に影響を与えることになります。「ITシステムの更新で経済効果もある」とか言い出す●●もいそうですが、自分の利益に繋がらないことに金を出したがる人なんていませんよ。